2017年12月21日

カビが発生しやすので水分に注意して掃除をする

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和室の柱や欄間などの白木部分は週に1度乾拭きを行います。キズがつかないようにウールバタキなど埃を吸着するタイプの利用がおすすめです。水拭きや化学雑巾は水分・油分がついてシミになってしまうので乾拭きにします。

汚れがひどくなったらお湯で固く絞った雑巾で拭き取り乾いたらワックスを塗っておくと汚れが付きにくくなります。障子の張替えは毎年しなくても大丈夫ですが2〜3年ほどすると黄ばみが気になってきます。業者に依頼しなくても自分で張替えすることもできますので黄ばみが気になるときには張替えるようにします。

畳は頻繁に水拭きをすると傷んでしまいます。掃除機で埃を取り除きます。畳の目に沿って埃を取るようにします。掃除機だけでなく、茶殻とほうきでも埃を取り除くことができます。湿った茶殻を絞って畳全体にばらまいてから、ほうきで集めて捨ててから乾いた布で拭いて終了です。畳をすっきりさせたいときには粗塩がおすすめです。粗塩を畳にまいて上から軽く叩いて掃除機で吸い込むだけです。畳の目の間の埃や汚れも取ることができます。また酢水を使うと畳がすっきりします。酢水をタオルで絞って畳を拭くだけです。酢には殺菌作用があってカビ予防をすることができます。酢水は発生してしまったカビにも効果的ですが、酢水では取り除くことができないカビにはエタノールを利用します。エタノールを乾いたタオルに染み込ませてから畳の目に沿って拭いていきます。エタノールは揮発性が高いため水分を残さず蒸発してくれます。畳に液体をこぼしてしまったら、乾いたタオルですぐ拭き取るようにします。水分が十分取り除かないとカビが発生してしまいます。小麦粉を巻いて液体を吸い込ませる方法もおすすめです。新しい畳ほど水分を吸い込みやすいのでカビが発生しない対策をすることが大切です。カビ対策として空気の入れ替えや定期的に畳をあげることがおすすめです。直射日光を当てないように裏面に日光を当てるように干します。