2017年05月12日
最近は洋風の住宅が多く見られます。畳や障子、ふすまがあるような部屋がない住まいもあるでしょう。昭和の頃は畳の部屋が主流でしたので、御飯を食べる時や勉強をする時には正座をしていたでしょう。今の若い世代はテーブルを利用することが多く正座が苦手な方も多いようです。
ここ数年では浴衣や着物がまたブームとなっています。洋服ではあの艶やかさや可憐さは表現できませんし古き良き日本の文化を取り入れるファッションというのは斬新でありお洒落にさえ感じます。それは服装だけでなく、住宅でもいえることでしょう。
リビングの一角に和室をあえて作るインテリアが好評のようです。というのも子供がいる場合にはリビング学習という親の傍で勉強をするという習慣を教えられています。ですのでその空間を和にすることで落ち着いた部屋になるでしょう。
長方形の畳だけでなく琉球畳は正方形で緑だけでなく黒や黄土色のようなカラーがありますから、それを変えるだけで印象がガラッと変わります。真っ黒を使えばシックで男前な雰囲気を演出できるでしょう。和と洋の両方を兼ね備えたい時にはふすまをモダンなものに替えるだけでオシャレな空間を演出することができます。
和室は古いとイメージを持っている方もいるようですが一工夫すれば無限に楽しむことができます。畳が傷むから観葉植物が置けないと躊躇される方もいるでしょう。多肉植物は100円ショップでも購入でき愛らしい種類もあります。
畳の緑と植物の緑のコラボは面白みのある部屋になるでしょう。照明にこだわるのも素敵です。天井から吊るすタイプではなく床置きタイプのもので間接照明にすると温かみの感じる空間になります。昔話に出て来そうな昔ながらの部屋を造りたい時には、囲炉裏付きのテーブルが販売されていますのでそれを置くだけで完成します。床に囲炉裏を作るとなると費用も掛かりますしメンテナンスなども必要ですがテーブルなら比較的安価に購入することができるでしょう。ただ、ずりばいやハイハイ時期の赤ちゃんが家庭にいる場合には畳は避けた方が良いかもしれません。畳でこすれて膝やひじの皮がめくれたり、イ草が刺さることもあるかもしれません。抜けたイ草を食べてしまう恐れもありますからラグを敷いてあげるとか対策をしてあげましょう。インテリアを楽しむにはフローリングよりも、むしろ和室の方が色んな空間を作り上げることがきるのでインテリアを楽しみたい方にはお勧めです。