2016年08月15日

軽いクッション性が生活にゆとりを与える

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自分の家の中では、自分のペースで生活ができます。しかし必ずしもいつもゆとりを持てるわけではありません。朝の忙しい時には家の中を走ることもあります。子供が言うことを聞かないときも同様に走ることがあります。
その時にこけたりすることもあるでしょう。フローリングの床の上でこけると、後であざが残るくらい強く打ち付けることがあります。畳であれば、フローリングに比べるとクッション性があります。こけると痛いですが、フローリングのように激痛がすることはありません。
一見平らに見えますが、重いものを長い間置いていると、跡が付くくらいにへこみます。これは中に空気が含まれていることを表します。布団のように柔らかいわけではありませんが、心地よいクッション性を感じることができます。
部屋の中でくつろぐときには寝転ぶことがあります。フローリングの上だとクッションなどを持ってこないと痛いですが、そのまま寝転んでも痛みを感じることはありません。

冬に寒い空気を通さず保温性を保つ

日本の住宅の場合、地面と床の間に一定の空間があります。床下には空気が通るようになっています。夏には風通しが良いですし、地面の湿気を直接受けることがありません。夏には良いといえますが、冬のことを考えると決して良いとは言えないかもしれません。
冷たい空気が床下を通ることになり、その空気が直接部屋の中に入ってきます。いくら暖房をしてもなかなか暖まらない場合があります。和室でよく使われるのが畳です。良さとして、冬の寒さ対策があります。板の上に敷くことが多いですが、そのことによってどんな現象があるかです。
触ってみると中が詰まっているように感じますが、木材や鉄などの塊が入っているわけではありません。繊維質のものが入っていて、空気をよく含みます。羽毛布団は寒い時に良いとされますが、同じように断熱性と保温性を持つ素材になります。
部屋を暖めた時、下に暖かさが逃げませんし、下から冷たい空気が入ってくるのを防いでくれます。

夏のムシムシした湿気を吸収してくれる

日本の夏は、高温多湿とされています。中央アジアやアフリカなどの暑さとは異なり、ムシムシした暑さになります。ですからじっとしていても汗が出てきます。風があったとしてもなかなか涼しく感じないこともあります。
日本の家屋は、できるだけ風通しが良いように作られていますが、それでも暑さを感じることがあります。湿気対策として良い素材が畳になります。素材としてイグサが使われています。自然の素材であるため、余分な湿気を吸収しやすくなっています。
そのために、部屋の中の湿度を下げてくれ、ひんやりと過ごすことができます。1畳でどれくらいの水分を吸収するかですが、大体500ミリリットルぐらいとされています。6畳の部屋でしたら、3リットルくらいの水分を吸収してくれるので、ちょっとした除湿器くらいに水分を吸収してくれます。
夏には湿度を減らしてくれますが、冬になると放湿してくれます。乾燥した空気の中に湿気を与えてくれ、寒さを和らげてくれます。

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