2019年01月31日
間取りに和室を採用するメリットは汎用性の高さといえます。ひとつの部屋が居間、食事スペース、寝室にもなると言えます。座卓及び座布団を置くことで、応接室もしくはリビングのような使用方法ができる反面、食事を持ってきてその場所で食すこともできます。
座卓を避け布団を敷くことになれば、寝室という形でも活用することができます。使い道が定められていない和室がひとつありますと、どんな目的で部屋が要されても困ったりしないところが機能的と言えます。その為、ここ一番というときの客間という形で部屋を用意しておく方が非常に多いわけです。
反面、和室のウィークポイントは傷み易く一定期間ごとのメンテナンスが求められる建具が多いところです。畳やふすまなどは、洋室の壁紙もしくはフローリングと比べて傷み易く、一定サイクルで張り替えを欠かすことが出来ません。障子並びにふすまの張り替えを自分自身で実施できる方が減ってきている現在、業者に対して張り替えをお願いすることも増加傾向にあります。それに比例して、必要以上のコストがかかるという印象を持つ方が増えるかもしれません。その一方で、フローリングは容易に張り替えられませんが、畳は簡単です。