2016年09月05日

和室で重要なのは使用木材の樹種

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和室を作る上でとても重要なのは、使用する木材の樹種です。例えば柱は檜を使うならその他の造作材も同じ檜を使うのが常識ですし、柱に秋田杉を使うなら鴨居や長押などの造作材も秋田杉を使うのが一般的です。但し、敷居は襖戸の開け閉めで簡単にすり減ってしまわないように、ある程度丈夫さが求められるので、樹種を統一する必要はありません。また、天井板についても秋田杉メインの和室の場合は秋田杉の板材を使う方が見栄えが良くなります。畳は高級品を使わないと素材のバランスに統一感が無くなります。襖などの建具についてもしっかりとした作りのものを使用するべきでしょう。茶室を作る場合は、樹種の統一バランスについては独特のしきたりがあるようです。囲炉裏の縁には柿の木を使ったりしますし、水を使うところには竹を使う場合もあります。また、床柱には黒檀や紫檀など黒っぽい色使いによって部屋全体がしまって見える効果があります。日本の美を結集したような和室は踏み入れただけで空気が違うことに気づくでしょう。